麦門冬湯 小青竜湯 半夏厚朴湯 桔梗湯 甘草湯 漢方シリーズ

 

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こちらでは私の独断と偏見で喉のメンテナンスに使えるであろう物をリサーチし、個人的な感想を述べたいと思います。あくまで個人的な見解ですので、内容に関する責任は一切負いかねますが、よろしければ参考にしてみてください。

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こんにちは。

 

本日は喉やその周辺の健康に良いものを紹介いたします。

本日はこちら。

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左から麦門冬湯 小青竜湯 半夏厚朴湯 桔梗湯 甘草湯 の5つです。

 

私の場合喉風邪はもちろんのこと鼻炎が始まった地点で歌の練習を続行すると急性声帯炎というのかわかりませんが、声帯がむくんだり、腫れたりするのかあっというまに声がおかしくなります。現在は少しでも違和感を感じた時点で練習を止めるので調子が悪くなることはかなり減りましたが、たまに風邪と気付かず練習を続行してしまい、声の異変が起こり、そこから風邪をひいていたことに気付くという事態が起こります。そんな時は、発声の研究(練習)から薬やのど飴の効き具合調査(風の治療)に気持ちを切り替えます。よく考えてみれば、風邪やのどの不調がない限り、こうした物の効果の調査はできないので不調も大事だったりします。転んでもタダでは起きない、というわけですね。

 

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●麦門冬湯

かなりメジャーな部類なのではないでしょうか。とあるオペラ歌手の方が書籍の中でオススメしていた記憶があります。味もおいしく飲みやすいですね。私はこちらを気管支炎など声帯より下の部分に不調を感じた時に服用しています。ただし、基本的に潤してくれる漢方薬のようで飲みすぎたのか声帯がむくんで重たいように感じた時もありました。むくみやすい方は注意です。

 

●小青竜

泣く子も黙る青竜湯。マズいけどその効果は目を見張るものがあります。即効性があり、喉の渇きの副作用があるとされる抗ヒスタミン作用を避けられるのでとても信頼を置いています。

 

●半夏厚朴湯

聞き慣れないかもしれません。こちらは喉や声のカテゴリーというよりは、ストレス、不安などのカテゴリーに属するようです。こちらの漢方に関しては思い入れが強いのでまた後で記事にしようと考えているのですが、一時期CMでも流れておりました。先日flumpool山村隆太さんの記事でも少し触れましたが、ストレスや不安はのどのつかえ感につながることがあります。のどのつかえ感は発声に大きな影響を及ぼします。こちらはそういったアプローチでのどに良い漢方かなと思います。「半夏」は確か作用が強いものだった気がしますので、常用には向かないらしいので、時折ストレスを感じた時に気休め程度に服用しています。味は不味くなかった気がします。

 

●桔梗湯

まだ決定的に調子が悪い時に使ったことがないのですが、風邪の治りかけの時に使った時の印象では悪くなかった気がします。やや効くが、追跡調査の必要あり、といったところでしょうか。

 

●甘草湯

こちらはかなりメジャーなんじゃないでしょうか。甘草は多くの漢方や市販薬に配合されていますね。なのであえてこれを飲む意味というのは正直あまり感じられないのですが、効果は悪くなかった気がします。ですが瞬間的であったイメージですね。こちらは風邪というよりも日頃のケアとして必要を感じた時に飲む程度で良いのかもしれません。

 

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以上ザっとイメージで書き込みました。

簡潔に言えば

 

麦門冬湯→気管支炎気味、咳が出るとき

青竜湯→鼻炎、副鼻腔炎のとき

半夏厚朴湯→ストレスでのどがつまる、つかえる感じがする時

桔梗湯→のど風邪の治りかけの時、抗生物質から引き継いで

甘草湯→気分で

 

という感じで分けて私は服用しています。また使用感に変化があれば、その都度報告させていただきますね。よろしければご参考にされてください。